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適性検査と採用の役割
就職活動中の学生は、ついつい内定をもらうことをゴールと考えてしまうため、エントリーシートや面接でも、「なんとかわたしを採用してください!」という態度になりやすくなってしまいます。
一方、企業にとってのゴールは、採用した学生がしっかりとした知識やノウハウを身につけて、自社で活躍してくれることです。
内定はそのスタート地点にしかすぎません。よって、この採用活動の目的は、将来的に自社で活躍してくれそうな人材かどうかを判断することに他なりません。
企業側は、書類選考や面接など、様々な方法で総合的に判断するのですが、そのための重要な基準の1つがSPIを代表とする適性検査です。
書類選考や面接でも、学生の資質を判断することは可能なのですが、この方法だけでは学生を多面的に捉えることは難しいのです。
面接では社交性のある人間が、エントリーシートでは文章作成能力の高い人間が、それぞれ高評価を得やすいため、このように偏った指針で採用してしまうと、企業に集まる人材も偏ったものとなってしまいます。
このようなことがないように、客観的に能力を判断するツールが必要となり、それが適性検査となります。
適性検査は、一般的に人事・採用で用いられる心理学テストで、その人の潜在的な能力や性格的な特性を客観的な視点で探ることができるものです。
適性検査で探ることができる能力や特性は、20歳を過ぎるころには、ほぼ発達が終わっていて、将来的に大きな変化が起こることがないとされているため、SPIの結果はほぼ生涯に渡って適合する特性であると考えられています。